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いや〜忙しさにかまけてずいぶん更新の間をあけてしまった(-_-;)

今回はF−2支援戦闘機です。 

関東に所属部隊基地がないので普段 中々撮影出来ない機体ですね〜。


自分としてもF−15やF−4に比べて撮影してる量は格段に少ないな〜...

それに各メディアに取り上げられてる量も少ない気がしませんか? 

それはもしかして、1970年代初期に開発されている第4世代ジェット戦闘機であるジェナラルダイナ

ミクス社製のF−16Fighting Falconと外形がほぼ同じであるので少し改造されてるけど同じ機体

だと思われていることもあるんではないのかと...





実は〜形は同じでも全くべつものなんですよっ!!

F−1戦闘機の後継を選定するにあたって1985年に空自幕僚は以下の性能要求を国産開発にて

製造が可能かどうかを三菱重工業に打診したのです。

  • 空対艦誘導ミサイル4発装備した状態で戦闘行動半径450海里(833km)を有すること。
  • 短距離空対空ミサイルと中距離空対空ミサイルをそれぞれ2〜4発装備できること。
  • 全天候運用能力を有すること。
  • 高度な電子戦能力を有すること。

これは、かなりハードルの高い要求で今でも世界最高レベルものなんですっ!!

これに対しての回答はエンジン開発を省いて他は可能というものだったのです。

さすがは世界に誇る零戦を生みだした三菱!!





当時の三菱重工の社長はFS-Xに関して「防衛産業で日本のお役に立てなければ、三菱が存在する

意味はない。儲かるからやる、儲からないからやらないではなく、もって生まれた宿命と思っている」

とおっしゃったとか...こういう明快なビジョンを示せる社長は今はいないよね〜〜〜



ところがおりしも当時の日本経済は絶好調、貿易収支は一人勝ち状態で、エンジンだけの供給は米

政府が許さず、日本政府もその圧力をはねつけることはもちろん出来ず... 紆余曲折のうちに1987

年 日米共同開発案が採択されてしまったのです。

一部では現代における零戦を三菱が製造することを米国は恐れたなんて話しもあったりして...







これによりF−2は三菱重工業を主契約企業、ロッキード・マーティンなどを協力企業として開発され

ることになったのですだ。


簡単に言っちゃうと当時日本製品はものすごく売れていて米国の対日貿易収支は真っ赤っかだった

なので、せめて戦闘機は米国から買いなさい!      国内で生産なんてとんでもない!!

(それにもしかして凄い高性能な機体が出来ちゃうとこまるしさ...)って強行に攻め込まれちゃったわ

けなんです。


FXの選定ってその時その時の政治、国際情勢で決まっちゃうんですよね〜...

本来とは違う次元の圧力やら配慮で...

しっかりした政府の元でないと本当に必要なものが調達出来ないんだよね〜 全て税金でまかなって

るのにさ(T_T)




で、F−15・F−16・F−18から共同開発の機体を選定することになって検討したところ

  • F-15改造案はステルス性を除いて性能上の問題はないが所要経費が高い。
  • F-16改造案は開発経費、量産単価ともに安価であるが離陸性能、ステルス性などに性能上の問題がある。
  • F/A-18改造案は性能上の問題はないが開発経費、量産単価ともに高く、また艦上機であることからこれを安くする見通しが得られず、また機体とエンジンの同時開発であることからリスクが大きい。
てな報告がなされた結果、安価なF−16案で決定されたんですが、共同開発と言いながらもF−16

側の技術的なブラックボックスは日本に明かさないけど日本側の技術は必ず米国へ提供すると、と

んでもなく不平等な条件を飲まされてスタートしたんです。(ToT)/~~~



こんな状況下ではあるものの、三菱の技術陣は国内生産を果たせなかった分の情熱をF-16の機体

にぶっつけて垂直尾翼意外はすべて再設計を行うほどの意地を見せたと言うから素晴らしい!!

やるな〜〜〜日本の技術魂!!




査察に来た米側の技術者に設計要求の高さから図らずも「日本は新しいゼロファイターを作ろうとし

ている」と言わしめたそうな〜(*^^)





そして、1955年の初号機は炭素繊維強化複合材による一体構造の主翼を世界で初めて採用し、

また、量産戦闘機としてこれまた世界初となるアクティブフェーズドアレイレーダーを搭載し、国産技

術によるデジタル式フライ・バイ・ワイヤ(FBW)を飛行制御に用いた第4.5世代とも言える


「現代の零戦」が生みだされたのです。



2000年の量産型における機体は近接戦闘における性能比較では、第5世代ジェット戦闘機であるF

−22を除く、世界の戦闘機に比肩し得る能力を持つと評価されているのですよ!!





米軍機の外形を選択せざるを得なかった運命のF−2ではありまするが、課せられた設計制約の

中で見事に高性能な別物を生みだした技術陣に拍手ですよね〜〜〜!!(^^)v




日本の物づくりの精神を素晴らしく体現していると思いませんか? 



F−15のFX選定に当たっては 是非、国内開発の選択肢も入っていて欲しいもんです。(^。^)y-.。o○




次回はKC−767Jにいっちゃおうかな〜〜〜

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