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はい! ドーン!!

F-2戦闘機 VIPER ZEROでございます。

台風18号がじりじりと関西から関東へと迫っている日曜です。

ファンフォンなんて可愛らしい名前がついてますが大きな勢力を持ったままなので

特に御嶽山の土石流など心配ですね。



前回は三沢のAir Festをアップ致しまして今回はその続きをと思っていたのですが

続けて展開致しました小松航空祭の画像も加えてF-2祭りを行おうかと

そんな適当なゆるく優柔不断な私のブログなんでお許しを…


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1996年の初飛行、2000年の調達開始から三沢の第3航空団、築城の第8航空団、松島の第4

航空団に配備され94機が調達された戦闘機ですね。

途中、松島で失われた機体もありましたね。

もうそろそろ、修理した機体が帰ってくるのかな?


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三沢での発足60年記念塗装機離陸シーンでございます。 桜の模様が結構渋くて良いですよ

ね。


関東の基地には配備されていないので普段の展開にては中々姿を見られませんが

航空祭にての機動飛行は見ごたえありますね〜。

以前にも開発時の純国産開発論と当時の世相、日米関係より共同開発となった経緯など

アップ致しましたがその開発経緯と当時の国内企業の開発能力にて生み出されたこの

戦闘機は歴史に残る機体なのではないかと個人的には思っており思い入れも強いので

再度、つたない知識と私論にてうんちくを並べてみようかと…お付き合い頂けたら

うれしっす。


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個人的な思い入れとは何ぞやと聞かれますとうまく説明するのが難しいのではありますが

皆さまご存知のようにF-16の形状、姿を踏襲せざるを得なかった時代の背景、ベースの

機体を決められて大きな制約が生じたであろう設計を一からやり直し、空自が要望した

機体性能を見事に具現化したモノづくり魂に感激してしまうのです。


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題にも記載しました Viper Zero は非公式な愛称ではありますが

F-16の愛称がViperなんですね、そのViperの姿をしていても全く別物であり

平成の零戦 Zero Fighterと言ってよいほどの機体なんだという開発陣の気持ちを表しているんではないか

と思うんです!!


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F-1支援戦闘機の後継機種決定にあたり航空幕僚長から技術研究本部に与えられた性能要求


・全天候運用能力

・短距離空対空と中距離空対空ミサイルを2〜4発の装備可能

・高度な電子戦能力を有すること

と、ここまでは誰しも納得の要求性能かと思いますが最後に日本ならではのもう一つの要求

が「空対艦ミサイル4発を装備し戦闘行動半径が450海里を有すること」

450海里って830劼任垢茵  東京〜広島で790kmです。

重い大型の対艦ミサイルを4発積んで(当然、自衛のた

めの対空ミサイルを2発は積んで)830km先の敵艦攻撃してまた830kmを帰ってこな

いとならない。これはきっつい要求ですね〜〜。

そもそも、対艦ミサイルを4発積める戦闘機なんて他にはないんじゃないかな…

ちなみにベースになっているF-16の作戦行動半径は2000ポンド爆弾4発とサイドワインダー2

発積んで630Kmです。


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お腹を見ますればハードポイントが9か所ありますんでF-2の主要任務である航空阻止では

対艦ミサイル×4 対空ミサイル×2 増槽×2 +ターゲティングポッド なんて兵装になるんで

しょうね。

要撃・戦闘空中哨戒時でも短射程ミサイル、中射程ミサイルともに4発を搭載できるのは

心強いですよね〜〜。


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話が横にそれましたが、広い海域をもつ日本ならではのきっつい要求に応えるべく三菱の

技術陣は尾翼以外をすべて再設計し機体の大型化、それに伴うエアインテイクの形状変更

をも行い技術陣の意地を見せたのですね〜。

なんせ当初はF-1に続く国内開発を目指していたのですから政治上の問題から受けた制約に

対する鬱憤を情熱にかえたのでしょうね〜。


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F-16にて初めて導入されていたフライバイワイヤ方式操縦システム(パイロットの操作を

電気信号に変えて意図を読み取った飛行制御コンピューターが当て舵などの必要ない適切な

動翼の操作を行う)のソースコードは米側は提供しない、エンジンのライセンス生産も認め

ない(最終的には米国議会の多数決にて僅差で認められIHIにてライセンス生産された)

という、何が共同開発じゃいって感じの不公平な条件下にて国内独自で開発したんです。

(結果、米国の方式よりも優れているとか…)


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そしてそして 

鉄よりも強くアルミよりも軽い炭素繊維複合強化材一体構造の主翼を選定、これは従来の

金属では実現できないリベットレスで理想の3次元構造が可能となり、これにはゼネラルダ

イナミックス社もあまりの設計目標の高さにびっくらしたらしいです。

そして機体の大型化が必要だった一因でもあるアクティブ・フェイズド・アレイレーダーの

開発と搭載です。 これはやっぱり極秘であるらしく性能がよくわかりませんが少なくとも

量産戦闘機に搭載されたのは世界初だと思います。

知ってる限り簡単にまとめるとこのレーダーにてむっちゃ遠くの狭い領域から近くでは凄い

広い範囲の索敵、もちろん多目標同時追尾とルックダウン能力、洋上艦艇をターゲティング

しながらの対空警戒、洋上、陸地への高解像度のマッピング能力など当時の最先端のレーダ

ーと言えるものだったのです。


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そして当時として画期的というか先進技術の先取りというか、三菱すごいやんと思うのは

エアインテイクや翼の前縁と部分的ではありまするがレーダー電波吸収材が開発適用され

ステルス能力としてもベースとなった機体の性能を大きく上回ったものとしたのです!

三菱 凄いぞ!!



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でも悲しいことにこのF-2開発において日本側の技術はもれなく米側に提供することが決定

されていて複合素材技術と電波吸収材はF-22ラプターに応用されたとか航空機へのフェイズ

ド・アレイ・レーダー技術は即刻F-15にての能力改修に盛り込まれたってな推測?憶測が

多くあります。


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まあ、こんな歪な共同開発契約を結ぶことになったしまった両国の力関係もありますが

かつての恐怖の代名詞と言ってよい「零戦」の復活を、日本の製造技術の高さを認めたから

と納得するしかないのかなと…


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日本の技術を国家予算で集結したならば絶対F-22を凌駕する戦闘機が生まれると思ってしま

うんですよ!

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しっかり、じっくり国防を考え実行してくれる政治を期待したいですね。

平和を維持できなければ経済の発展どころか安定さえもあり得ませんから〜




最後に御嶽山の被災者救出に派遣されている警察、消防、自衛隊の隊員の方々へ

火山噴火という予知困難な自らの命を懸けざるを得ない現場での救助活動に感謝します!!



そして、このブログを飽きずに最後まで読んで頂いた方々にも心からの感謝を!!


次回は立川の防災航空際をネタにしようかと思っていますが、また変わるかも〜〜(*^^)v




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